水槽設置準備1738様 サンプの蓋作り

こんばんは、リンタロウです。

昨年から水槽用品の自作に力をいれてまして、通常業務の合間にちょこちょこやったりしながら
帰宅後はもの作り関係の様々なサイトを見あさり、アマゾンで本を買って読んだり、YouTubeでもの作り系の動画を見まくったり、そして必要な道具を買いあさり、自分なりにはここ約半年の間にかなり急成長したと思います。

特に水槽の蓋や濾過層の蓋ばっかりやってます^^; みなさん蓋したいんですね。
とてもよくわかりますが、意外とこれってたやすくはないんですよね。
それなりに数をこなしてきたのでそこから学び取ってうまく出来る様になってきましたが
カットしたりすることは作業面で多い手順なので慣れてきましたが、アクリルなどを接着する行程があまり数をこなしてないのでうまくなりません。すごく難しいですw

今日はこの蓋作りの手順を画像かなり多めでご紹介します。
水槽セット依頼を頂いている1738様用です。

20140428huta01.jpg

今回はこの濾過層の二層目の蓋を作ります。二層目にはVertexのゼオビットリアクターの大きな方が入りますので、
このゼオビットリアクターの部分の切り抜いた蓋が必要なわけです。

フィルター本体の筒の太さの穴と、排水パイプが通る大きさの穴が蓋に必要です。
沢山ある穴があいた型のコレクションの中から、合うものを探しましたが、ありません・・・・
こうなるとめっぽう大変になります。型を作る所からやらなきゃいけないからです。

型を作るための板を用意してけがいてカットします。幾分けがいたサイズよりも余白を残します。
20140428huta02.jpg

サイズをぴったりにするためです。その後電動のカンナで削っていきます。
20140428huta03.jpg

次の写真がけがいた部分と余白です。1mmくらい多いので、カンナでぴったりに削ります。
その後自由きりで目的のサイズの穴を用意した板にあけますが、キリのメモリはあてにならないのでデジタルノギスをあてて微妙に調整します。
20140428huta06.jpg

いきなり自由きりで円を切ろうとすると中心がズレるのでセンターの下穴をあけます。
20140428huta06-2.jpg

ドリルドライバーでなるべくまっすぐにして円を切っていきます。
クランプして表と裏からあけていって抜きます。あまり好きじゃありません。今の所他の方法で出来ないのでしかたなくやっています。径が小さければホルソー使いますし、もう少し径が大きければトリマーにサークル切りの治具をつけて抜きますが
微妙なサイズは出来ないのでこのような方法を今の所やっています。あまり奇麗に型が出来ないのですがしょうがないです。

20140428huta07.jpg

切り抜いた後、切断面をある程度ならして、ゼオビットリアクターに当ててみます。
20140428huta08.jpg

OKです。ただし、これはただの型です。まだ何も蓋には手を付けてませんw
とてもとても残念な事に、排水パイプのための型もちょうどいいサイズが手持ちにありませんでした。
同じ様にもう一個作らないと行けません。今度は径が小さいのでホルソーで抜いて切断面をならしました。
やっとこれで必要なサイズの型が二個出来上がりました。
20140428huta10.jpg

ここからようやく蓋に取りかかります。ここまでで2時間近くかかっています・・・
奥の板の部分で切ります。
20140428huta09-2.jpg

丸鋸盤でカットした所です。
20140428huta09.jpg

必要なサイズの穴を必要なポイントにあけるために計測してマーキングします。
20140428huta12.jpg

別に普通のコンパスでもいいんですが、最近購入したばかりのコンパスを使ってみました。
ぶれない様に固定できて、普通のコンパスのようにペンをさす事も出来るし、ささなければ、部材に傷をつけてけがく事も出来るコンパスです。高かったです・・・コンパスのくせに3000円以上しましたw
まわしてる間に広がらないのは地味に便利です。
20140428huta11.jpg

やっとここから蓋に穴をあけていきます。先ほど作った型をマーキングした部分に両面テープで貼付けて固定します。
20140428huta13.jpg

10mmくらいの穴をあけてそこからトリマーで削っていってもいいんですけど、削りかすが沢山でるし刃が食い込んであばれるのも怖いので僕はだいたいまず適当にハンドルーターで型より小さめの穴を抜いてしまいます。
いつのまにかお気に入りのカット用のビットの先端が折れてしまってましたTT
いつの間に折れてたんだろうか・・・ 予備が無いので強引にそのまま使いましたw
20140428huta14.jpg

塩ビはやらかいので切り抜くのは容易です。
切り抜きました。
20140428huta15.jpg

ここから本番です。 作成した型と全く同じサイズの穴を奇麗にあけるためにトリマテーブルを利用して型をガイドとして削り整えます。
20140428huta16.jpg

削り終わった所です。全く同じサイズの穴があけられます。といっても若干大きめになります0.2mmくらい。
20140428huta17.jpg

同じ様に排水パイプ側も穴をあけていきます。
20140428huta18.jpg

あけ終わったので、ゼオビットリアクターと位置などが合うかどうか、実物にあてがって確認します。
20140428huta19.jpg

大丈夫そうです。このままだと実際の使用では蓋がかぶせられないので奥と手前に分割するために
今回は円の真ん中あたりで再度カットします。
20140428huta20.jpg

カットし終わりました。
まだ終わりではありません。
20140428huta21.jpg

ノコでただカットしただけの切断面は汚いのでノコカット面は全部またカンナをかけます。
20140428huta22.jpg

その後、最終行程です。蓋の面取りをします。そのままだと角がたっていて危ないので表も裏も面取りしてなめらかにします。
面取り用のビットを使用してトリマテーブルで削ります。
20140428huta23.jpg

やっと完成しました。
実際の現物を置いてセットし、蓋をします。ぴったりです。
20140428huta24.jpg

今回は一発で出来ましたけど、どこかで自分が計測ミスったり行程を失敗したりしたらまた一からやり直す事もあります。
そのときはかなりショックですw

これで完成しましたが、まだ終わった訳じゃないです。残酷な事にこれで濾過層の半分できただけです。
もう半分はまた後日やりますので。
なんだかんだでこの蓋を作るのに3時間かかりました。

今回は型がなかったので時間かかりましたがこうやって型が増えていけば応用が利いてきますしね。
同じものを何個も作るのは最初だけ大変ですが
濾過層の蓋のような特殊なものはその都度毎回違うことがほとんどです。
濾過層のサイズも違いますし、しきり場所も違うし、中に入る機材も毎回違うので
そのたび、こうやって作り上げなければなりません。
でもぴったり出来て完成したときは気持ちのよいものですね。
その後お客さんにも喜んでもらえますし、簡単に出来ないものだからこそ価値があるとも思います。

長々とありがとうございました。
1738様 もう片方もあれが来たらやりますのでお待ちください。
他にもちょっとした特別なものを作成する予定でいます。

2014.04.29 | トラックバック(0) | 水槽設置

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