バレットXL-2 修理
こんばんは、リンタロウです。
最近はあまりこの手の記事をアップしてなかったですが、ちょこちょこと作業したりすることもあるので
今日やったバレットXL-2の修理を記事にしてみます。
いつも新商品紹介ばっかりなのでたまにはこういうのもアップしていこうと思います。
思うんですが新商品が多いのでそればっかりになりがちですね^^;
今回修理するのはバレットXL-2のインジェクターの下の部分です。
使用されているソケットが割れて水漏れするものです。
ヒビが入ってるのわかりますか? インジェクターを外したところですが、ここにインジェクターの接続がねじ込まれているのですが
塩ビ接着剤で何とか塞げないかと苦戦したであろう跡が見受けられます。
一度割れてしまったらくっつけるのは無理ですね。一旦くっついてもインジェクターつけたらすぐまた傷が開くでしょう。
だいぶ長い間使ってもらっているプロテインスキマーのようですが、劣化が原因ですね。
落としたりぶつけたりしなくてもなってしまう可能性はあります。アメリカの管は肉が薄いんですよね。
水栓ソケットの部分も日本のもののように周りが補強されるような形になってないので肉薄です。
テーパーになってるネジをねじ込むほどソケットに負荷がかかってます。
ただ最初は大丈夫なんですよ。ある程度塩ビは柔軟性あるので。
これが年数が経つと劣化に寄って柔軟性が失われて固くなるので耐えきれなくなって突然割れたりします。
古い配管を切ったりする際にエンビカッターを使用しても切るというよりも途中でパキッと割れた経験ないですか?
あんな感じです。
配管は国によってサイズが違うのでマリンアクアリウム製品を殆ど輸入品に頼っている日本では
そのまま日本の配管材は合わないので使えません。バレットはアメリカ製品なのでアメリカの管サイズになっています。
パイプを切って途中で近いサイズに合わせるアダプターをソケットで作成しようかとも思いましたが
すでに接着されているこの割れたソケットを剥がすことにしました。
その方が見た目がスッキリするだろうと。
剥がした所です。一度接着された塩ビ管などを剥がすには方法があります。
残ったカスを掃除して再接着の障害にならないようにしておきます。
インジェクターのネジサイズと合うので、黒いHIVP材の 25A水栓ソケットをパイプに接続することにしました。
パイプのほうが太いので、今回はソケットの方の内側を削ってサイズを合わせます。
マイ卓上旋盤の出番です。使用頻度高いです。
旋盤の使い方も自己流です。なので結構適当です。削る相手は金属じゃないですから結構適当でも大丈夫。
一応旋盤入門書みたいのは一通り読んでますが。
水栓ソケットそのままだと長さも合わないので内側を削る前に少し短くカットもしています。
接着したところです。
インジェクターも汚れていたので掃除して、壊れたパーツを付け替えて完成です。
これならこの部分は何年たっても大丈夫でしょう。同じところが割れることは無いはずです。
また何年も使用すると別のところがおかしくなるでしょうけどtt
これで修理完了です。
無事取り付けられたようなので良かったです。
2017.07.07 | トラックバック(0) | リンタロウ
